リウマチ患者の和ごころ

心理カウンセラーであり、プロのリウマチ患者(笑)でもある桧蕗子のブログです。生きづらさを抱えている人が少しでも前を向けるよう、寄り添います。

自己肯定感の低さが招く落とし穴

現代日本人は自己肯定感(自己重要感、自己効力感、自尊感情)の低い人が多いと言われます。

 

実際、満13~29歳の若者のうち、「自分自身に満足感を持っている」人の割合は45.1%、「自分には長所があると感じている」人の割合は62.2%(内閣府、我が国と諸外国の若者の意識に関する調査、2018年)と、他国よりもかなり低い状態になっています。

 

ちなみに、自殺死亡率は2014年で20%ぐらい(厚労省、「諸外国における自殺の現状」)。

 

5人に1人が自殺してるって、すごい割合だと思いませんか?しかも、これ、遺書などが残っていて、はっきりと自殺だと判明している人の割合ですよ。事故死や不審死等は含まれていないはず。なので、実際の自殺死亡率はもっと高いと思います。もちろん自殺サバイバー(未遂者)もいますし。

 

この調査結果を検索している今、「絶望の国 日本」というキーワードが出てきて、「そこまでか…」と残念に思いました(;^ω^)

 

日本人は怒るときに人間性まで否定するとか(「あなたはダメな子ね」「どうしてこんなことも出来ないんだ」「あなたの代わりはいくらでもいる」など)、核家族が進んで&家電の進化によって、家庭内で「自分がいなきゃいけないんだ」と思える役割がなくなってしまったとか、第二次世界大戦で負けた後、日本人の誇りを奪うための教育改革がなされたとか、自己肯定感を下げさせる要因は色々あると思いますけれども。

 

自己肯定感が低いと、生きづらいんですよね。単純に。

 

自分が自分に価値を感じられないと、他の人からぞんざいな扱いを受けることも多いですし、まわりがみんな敵に見えるし、良いことと言えば、同じ苦しみを持つ人と分かり合えることぐらいでしょうか。

 

で、自己肯定感の低い人が自己暗示(アファメーション)をかけたり、引き寄せの法則を使ったりすると、根っこに自己否定があるので、余計悲惨なことになります…。いくら肯定的な言葉を唱えても、心の中で「いや、そんなはずがない」と無意識に思っちゃうので。

 

今まで自己肯定感の低かった人が急に自己肯定感MAXの状態になれるわけではありません。自分を嫌いだったのに、自分を一気に大好きになれる魔法もないと思います。(あったら教えてください!!)

 

だから、せめて、「自分はこのままでも悪くないな」と思うことから始めませんか?

 

誰でも、人から愛されるべきチャームポイントを一つや二つは持っています。当の本人は、そこが欠点だと思っていたり、当たり前に出来ているために特別なことじゃないと思っていたりするものです。

 

好きとは言い切れないけど、悪くない。

 

これって、大きな一歩です。